多次元配列
配列の配列
前回では、配列の基本である1次元配列をやりました
今度は多次元配列を扱ってみましょう
多次元配列は 配列の配列 のようなものです
まずは2次元配列を中心に考えてみましょう
2次元以上の配列の宣言は、次のようにサイズの指定をもうひとつ増やします
型 変数名 [サイズ1][サイズ2]
これで2次元配列を宣言することができます
サイズの指定や添え字については、1次元配列と何ら変わりはありません
#include <stdio.h>
int main()
{
int ary[2][2];
ary[0][0] = 10;
ary[0][1] = 100;
ary[1][0] = 1000;
ary[1][1] = 10000;
printf("%d\n%d\n" , ary[0][0] , ary[0][1]);
printf("%d\n%d" , ary[1][0] , ary[1][1]);
return 0;
}
多次元配列の場合は [サイズ] × [サイズ] の領域が確保されます
上のプログラムの配列構造は次のようになっています
通常は2次元配列程度までしか使われませんが、3次元以上の配列を作成することも可能です
しかし、4次元以上の配列になると膨大なメモリ領域を確保する可能性があるので
良識的な範囲でメモリを使うように、プログラマが注意する必要があります