コメント
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XML ソース内に、XML とは関係のない文章を挿入したい場合
例えば、要素の意味などは、1年後にソース見た時は忘れているかもしれません
そのような場合に備え、説明文などを書き残しておきたいことがあるでしょう
このような場合は コメント を指定します
コメントは XML パーサーが完全に無視する文章です
コメントは HTML のコメントと同じ書き方です
<!-- で始まり --> でコメント分が終わります
これに囲まれた文書は、XML パーサーに無かったものとして扱われます
そこに含まれる、タグも何もかもがです
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<object>
<!--<document>Kitty on your lap</document>-->
</object>
サンプルを見る
この文書を Microsoft Internet Explorer 6 で見た場合
コメントの内容も表示されてしまいますが、これはソースを表示ているからです
ちゃんと、色違いでコメントであることを表しているでしょう
注意しなければならないのですが、コメントの内部で -- は使えません
これは、コメントを入れ子にできないということを表しています
同時に、プログラム言語をコメントにする時は、デクリメント演算子 -- も注意してください
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<object>
<!--<document>Kitty on -- your lap</document>-->
</object>
これは、コメントの途中に -- が書かれているのでエラーが出ます
また、コメントはタグの内部には書けません
タグを指定できる空間である必要があります
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<object>
<document <!--This is XML document-->>
</object>
この XML 文書は document 要素の内部にコメントを書いているため、エラーです
コメントを書く時は、これらに注意して書いてください