背景色
背景の色を指定する
せっかく色の扱い方を覚えたので、背景の色も変えてみましょう
背景色はjava.awt.ComponentクラスのsetBackground()メソッドで変えることができます
Componentクラスは、Appletクラスがすでに継承しているのでそのまま使うことができます
public void setBackground( Color c )
cは、例によってColorオブジェクトを渡します
ここで指定された色が、コンポーネントの背景色になります
同クラスのメソッドでsetForeground()メソッドがあります
これは、背景色に対して前景色を指定することができます
public void setForeground( Color c )
カラーオブジェクトの指定方法は、前回十分にやったので大丈夫でしょう
さっそく、前景と背景色を変えたアプレットを作ってみましょう
import java.applet.Applet;
import java.awt.Graphics;
import java.awt.Color;
/*<applet code="App10.class" width="400" height="200"></applet>*/
public class App10 extends Applet {
public void paint(Graphics g) {
setBackground(new Color(0xff , 0xee , 0xee));
setForeground(new Color(0xaa , 0xaa , 0xff));
g.fillOval(10 , 10 , 380 , 180);
}
}
逆に、コンポーネントの背景色や前景色を得ることもできます
public Color getBackground()
public Color getForeground()
これらは、Colorオブジェクトとしてを返します
このメソッドにちいては、説明不用でしょう