システムコール
ソフトウェア割り込み
前回の割り込みは、「ハードウェア割り込み」と呼ばれる分類です
周辺機器などから入力などの要求時に発生します
この技術は、プログラムとOSのやりとりにも非常に使いやすいため
同じ技術をソフトウェア割り込みという形で利用することができます
ソフトウェア割込みとは、プログラムが明示的に割り込みを発生させることです
プログラムは割り込みタイプを指定するだけで、OSがサポートする機能を呼び出すことができます
割り込みをプログラムから発生させるには INT を用います
INT は第一オペランドに1バイトの即値で割り込みタイプを指定します
//ただし、INT 3 だけは機械語レベルで意味が違う
MS-DOS Ver2.0 以前であれば、プログラムの終了はシステムコール 20 番で行います
//これは、COMファイルと呼ばれる小さい実行ファイルの場合
今でも互換性のために残されていますが推奨されません
-A 100
15F2:0100 INT 20
15F2:0102
-G =100 102
プログラムは正常に終了しました.
Ver2.0以降のMS-DOSでこの方法を用いることは奨められません
新しいMS-DOSでは、違う方法で終了しますがそれは次の章で紹介します