時間の表現


表示のタイミング

高度なプレゼンテーションは、常に動的でなければなりません
HTML にはない RealSystem の最高の魅力は、時間の表現が可能である点です

RealText では、テキストが表示されたり、消えるタイミングを指定することができます
時間を指定するには time 要素を用います
この要素には begin 属性と end 属性を指定することができ
begin 属性に文字列が表示される時間を、end に終了する時間を指定できます

begin や end 属性の値は、window 要素の duration 属性の時間指定と同じで
dd:hh:mm:ss.xyz という形で指定してもかまいませんし、秒だけを指定することもできます
end 属性を省略すれば、テキストは最後まで表示されます
<window type="generic" duration="10" width="200" height="50" >
	<time begin="2" end="7" />Kitty on your lap
</window>
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このサンプルは、プレゼンテーションの開始から2秒目に文字列が表示され
7秒目になると、すなわち5秒間表示された後、文字が画面から消えます

ただし、画面から消えると言っても見えなくなるだけで削除はされません
見えないだけで、実際には表示した位置にそのテキストがまだ残っているのです

これは、文字が消えた後、同じ位置に別の文字を表示させる時に問題になります
上のサンプルで、7秒後に別の文字を表示するように記述した場合
最初に表示された文字の後に表示されてしまいます

そこで、表示されている文字を完全に削除するには clear 要素を指定します
この要素が実行されると、ウィンドウ内の全てのテキストがクリアされます
クリアするタイミングもまた time 要素に影響されるので、time 要素で調整することができます
<window type="generic" duration="10" width="200" height="50" >
	<time begin="0" end="3" />		Kitty on your lap
	<time begin="3" end="6" /><clear/>	Magical nyan nyan TARUTO
	<time begin="6" end="9" /><clear/>	Tokyo mew mew
	<time begin="9"/><clear/>		Nekomimi girl appear in these!!
</window>
サンプルを見る

さぁ、いよいよそれっぽくなってきましたね
このサンプルは、時間ごとに表示するテキストを切り替えます
次のテキストを表示する前に clear 要素で前のテキストを削除していることに注目してください



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