多重度


許容範囲

多重度は、ある集合の下限と上限を表すために用いられます
これによって、例えば配列オブジェクトの許容範囲や
オンライン・システムが同時に処理できるアクセス数などを記述できるでしょう

多重度は原則として負ではない整数であり、上限は無限とすることができます
多重度規定は、整数の区間をコンマで区切った列の文字列で表現します

下限 .. 上限

下限も上限も、必ず整定数でなければなりません
上限にアスタリスク * を指定すれば、上限は存在しない(無限)ことを表します

途中の区間に空白がある場合は、その部分をカンマで区切ります
例えば、1 〜 10 と 15 〜 20 が有効な範囲であるとすれば、次のように記述します

1 .. 10 , 15 .. 20

記法では定められていませんが、このとき、単調増加を原則とします
15 .. 20 , 1 .. 10 と書くのは好ましくないとされます
また、連続区間は単一区間へ集約するべきであると考えられています
つまり 0..1 と書く場合は 0 , 1 と書いた方が望ましいとされます

因みに、下限も上限も存在しない集合は * のみで表現することができます



このクラスは、256色のシステムでパレットを制御するための
ローカルパレットを作成するためのものです
Palette クラスは、256 通りの Color 配列を内部で管理しています



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