breakとcontinue


ループ内制御ステートメント

以前も少しだけbreakステートメントを使いましたが
このようにループを制御するループ専用のステートメントが存在します
それがbreakとcontinueです

breakステートメントはループから離脱するというものでした
ということは、continueはその名が示すとおりループの先頭に復帰するというものです
この二つのステートメントは、当然ループの中でなければ意味をもちません

continueが実行されると、強制的にループの先頭に戻って値を評価します
つまり、論理的にループの最後にたどり着いて繰り返すのと一緒です
ループの末尾以外の場所から、何らかの条件でループの先頭に復帰したいときなどに使います

breakは以前も使ったように、無限ループやエラー処理などに使えます
実際にサンプルを見て、自分風に改良するなりして研究してください
class test {
	public static void main(String args[]) {
		int count;
		for (count = 0 ; ; count++) {
			System.out.print(count + "\r");
			if (count < 5000) continue;
			break;
		}
		System.out.println("プログラムを終了します");
	}
}
このプログラムのforステートメントは終了条件を省略しているので無限ループになっています
ループの最後には 堂々とbreakステートメントが仁王立ちしています
しかし、手前のif文はカウンタ変数が5000以下ならばcontinueを実行しています
これによって、カウンタ変数countが5000になるまでcontinueによってfor文まで戻ることになります

これらのステートメントについては、それほど詳しい説明は不要だと思います
プログラムの目的によっては、非常に重要になるステートメントかもしれないですね



前のページへ戻る次のページへ